あるふぉの落書き帳

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きっぷる

東海道・山陽新幹線「S Work車両 S Work Pシート」乗車記【N700a編】

東海道・山陽新幹線7号車には「S Work車両」が設定されていて、いわゆるビジネスパーソン()向けの車両となっています。

 

 

今回は東海道新幹線の3車種のうち、一番のベテラン車両であるN700系2000代(スモールA)のS Work車両の6~10番A席・C席に設定されている「S Work Pシート(以下、本記事ではPシートと略します)」の乗車記を書いていこうと思います。

なお、このS Work車両の設置と前後して、7号車に元々設置されていた喫煙ルームが他の車両に先駆けて廃止となりました。喫煙者としてはあまり嬉しくない…。

 

S Work車両とは

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「新幹線での移動時間を利用して仕事等を進めたいお客様向け」の車両とのことです。

 

Pシートに乗った感想
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こんな感じでB席にはパーテーションが設置されているので、仕事等に集中したい際に隣の客を気にしなくてもいいという素晴らしいメリットがあります。

 

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この席のもう1つのメリットは、このテーブルを手前に引き出せることでしょうか。更にテーブルも手前に傾くので、特にPC作業時は楽な姿勢での利用ができます。東海さんも考えましたね。



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こんな感じですね。多少はリクライニングをしても身体を起こすことなく作業ができるのはいいなあと思いました。

 

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なお個人の感想ですが、Pシートのリクライニング角度は従来の普通席よりも浅くなっています。そりゃまあゆったり寛ぐための席ではないので当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、ただ1人の空間でゆったり寛いで移動したいって時は賛否両論あるかもしれません。いやそもそもビジネス需要向けの座席なので、そこに文句を言うのはお門違いでしょうけど。


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なおPシートに関しては、普通車指定席+1,200円の値段設定です。駅弁を買える値段ですので、これが高いか安いかと言われると様々なご意見はあると思います。

利用した感想としては、Pシートに1,200円を出せば確実に隣が来ないので、特に何かしらの作業に没頭したい時であれば高すぎるとは思いませんでした。

 

終わりに

まあ、コロナ禍でのあれこれがあったから誕生したものなのかなあとは思いました。実際にPシート設置でB席がなくなるので、定員も減りますし。

とはいえ、見ず知らずの赤の他人がいない、ある意味ではグリーン車よりもプライベートな空間という意味ではなかなかいいものなんじゃないかと思います。東海道新幹線山陽新幹線の路線の性格に鑑みても、これがあって損をする人は別にいないのではないかな?とも思います。次にいつ東海道新幹線を利用するかは知りませんけど、でももしかしたらゆったりと移動したくて敢えて選択する…かもしれない。

railway.jr-central.co.jp

最後に参考文献として公式HP。