あるふぉの落書き帳

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きっぷる

中央東線臨時列車の思い出#6 E257系500番台NB-12編成「ちばかいじ」(平成30年) しおさいじゃないよ

平成30年以前の運転実績もあるのですが、私が撮影と乗車をした平成30年6月運転の「ちばかいじ」について書いていきたいと思います。

 

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臨時特急ちばかいじ号ですが、平成30年6月の分に限っては「甲府~千葉」で1往復、E257系500代の豊田常駐車を利用して運転されていました。全車指定席でした。これも翌年の全席指定化とそれ以降の車掌1名乗務を見越してry。当たり前ですが専用表示なんて豪華なものはありませんので、少なくとも私が営業運転を見た範囲では「特急」表示でした。まあ、そうなりますよね。

 

甲府竜王の回送

朝に千葉を出た下りちばかいじ号は新宿から先は以前記事にした臨時特急かいじ183号とほぼ同じダイヤでの運転、上りは甲府16時1分発、千葉18時40分着で運転されていました。また折返しに際しては国鉄の負のオーラすら感じるJETSの皆さんが輝く甲府駅電留線のみならず、竜王駅まで回送での入線もありました。それに関しては後述します。

停車駅:千葉・津田沼船橋錦糸町・新宿・三鷹・立川・八王子・大月・勝沼ぶどう郷・塩山・山梨市・石和温泉甲府 でした。臨時なのに三鷹に停めるかと思えば(勝沼は土日を中心に観光需要もありますので納得)、秋葉原には停めないのかよと、なんか停車駅だけでもツッコミどころが満載です。まあこれ以降は設定されませんでしたし、当時の私の乗車記を見返してもそもそも誰が乗ってんだよ状態でしたし…。ね。面白担当ってことにしておきましょう。個人的にはとても便利でよかったんですが、といいつつも当時住んでいた甲府からの帰省に関しては使いにくい時間と曜日設定でしたので、その辺はまあ仕方ないんでしょう。いろいろと。

 

なお、ちばかいじの乗車記に関しては

sk-n838f.hatenablog.jp

こちらをどうぞ(丸投げ)

 

 

さて、ちばかいじはこれ以降の設定がありません。また以前のかいじ183号で書きましたが、下りのちばかいじ号で利用していたスジも現行ダイヤでは恐らくないものかと思われます。そもそもの乗車率と全席指定+車掌1名乗務に鑑みるとryってことなのかもしれません。また当時は房総特急に自由席の設定もありましたから、例えばですが新宿→千葉で乗換えなく座って移動したい際の選択肢として外されてしまっていたこともあるでしょう。実際東京都内から乗ってきた客はまずいなかったかと思いますし…。

 

 

いち千葉県民としては、魅力溢れる山梨エリアへの直通列車としてちばかいじ号が再び設定されたらいいなあと思っております。できればインバウンド避けで大月を通過で。とはいえ、当時は考えられませんでしたが、現状のJR東日本においては首都圏エリアの特急車両が足りていないのが現状です。減車減車でコスト削減気持ちいいですよね。アーッ! 今でも千葉発着のあずさ号の設定があったり、またE257系はさておき中央特急のE353系の活用法もあるかもしれなかったりする訳で、今後は新規需要の開拓も視野に入れた面白い臨時列車の設定が増えたらいいなと思うばかりです。深澤イズムにはご冥福をお祈りしますが、きっといつかまたちばかいじ号のような面白い臨時列車ができたら嬉しいです。何なら急行アルプス→快速ムーンライト信州の流れを汲む臨時特急「アルプス」もこの夏に運転されるようですしね。その記事も暇なときに書くことができたらと思います。今度いつかこのシリーズで書くであろうはまかいじ号や山かいじ号に関しては…何も言うまい。

 

 

先ほど2回ほど触れましたが、この回のちばかいじ号に関しては、甲府電留→甲府竜王甲府のルートで回送も設定されていました。実は先ほどのリンクの乗車記の数十分前にそれを撮っていました。でもね、どうせなら竜王ってわかる写真にしておけばよかったですよね。

あの、まあ誤表示だとは思うのですが…。こんなこともありました。個人的には500代で一番乗ったのは間違いなくしおさい号で、またNB-12編成自体も改造されてしまいましたので、いい記録になったのは事実なんですけどね(笑)。そういえば甲府の電留にいる時もなんか変な表示を出してました気がしなくもないです。ヲタとしては美味しい思いをできたのでいいですが、なんつうか甲府電留の国鉄JETSの皆さんはその辺のご確認をよろするお願いするます。

 

という訳で、6年前を最後に消息が不明な臨時特急「ちばかいじ」の記事でした。あと強いて付け足すのであれば、担当車掌さんは新宿で交代されていました。記憶が朧気なので断定はできかねますが、新宿までは甲府運輸区、新宿からは新宿運輸区の車掌さんが乗務なさっていた気がします。ごめんなさい、流石に覚えていないので違ったら申し訳ないです。

 

あとがき

都合が悪いので話を逸らしますけど、中央特急の車掌さんの放送って乗務区でだいぶ違うのも面白いところだったなと懐かしくなっております。放送もそうですし、車内改札のやり方も違っていました。個人的には大学生の4年間で大変お世話になった以上はある程度覚えていますので、なんとなく自動放送後の肉声放送でどこの乗務区かわかってしまう病気にかかっています(笑)。

個人的な推しは松本、新宿、甲府の各運輸区ですが、他の立川や八王子、おそらく臨時のみでしたが豊田の運輸区の放送も無論好きです(笑)。中央特急、その気になればいくらでも深堀出来る面白い存在です。またお世話になりたいものです。松本と新宿は案内放送が管轄外でもとても丁寧な上に、寝フリの無札クソリーマンを起こしてでもきっちり車内改札をしてくれます。例えばですが、松本運輸区の車掌さんが乗務されるあずさ号の新宿到着前の放送はとてもわかりやすい印象です。甲府はオーソドックスな放送でわかりやすい上に、寝過ごした客に対して(書き方は悪いですが、頼んでもいないのに)わざわざ代替案をわざわざ調べてくださるお優しい乗務員さんばかりです。なんだかんだあの頃は楽しかったなあ。