前回は臨時かいじ183号についての言及でしたが、今回は同じくE257系500代で運転された臨時かいじ号です。
こちらで既に豊田常駐としても活躍していたNB-10~12編成の記録はまとめているのですが、今回の197号ではそれ以外の編成が充当されていたのがポイントです。まあ前回のかいじ183号とその辺が重複しているので、そこは申し訳ないのですが。
既に回送表示だったのがとても残念ですが(デジャヴ?)、こちらは平成30年ゴールデンウィークに運転された「かいじ197号」です。前回のこのシリーズで紹介させていただいた同NB-07編成の「かいじ183号」の後に新宿まで回送し、折返しもう一度臨時かいじ号として運用されるアレでした。
新宿を14時2分に発車し、14時発のスーパーあずさ19号の後追いで甲府まで運転された列車です。同年末に運転されたかいじ195号とはまた別な列車ですので、そこに関してはその記事で扱わせていただきます。
当時は189系最後の生き残りとなったN102編成の運用ばかりが注目されていた関係か、この年のゴールデンウィークに運転されたかいじ197号への注目後はさほど高くなかったかと思います。189系の充当実績もあることにはあったのですが、Twitterで軽く調べた限りでも最古が平成29年末でしたので、もしかしたら短命に終わった臨時列車だったのかもしれません。もっとも当時は中央特急にも自由席がありましたが、平成31年春改正以降は全席指定になりましたので、その辺で輸送力の需給等にも鑑みてのことでしょう。
覚えている限りではかいじ197号を撮影したのは後にも先にもこれだけです。列車名もさながら、常々書いている通りE257系500代が中央特急に充当されることももうないでしょうから、撮っておいてよかった反面でなんかモニョってしまいます。同年末には先ほど少し書いたかいじ195号があったせいか、この列車の設定もありませんでした。