あるふぉの落書き帳

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きっぷる

中央東線臨時列車の思い出#7 金曜日限定 E257系臨時「かいじ187号」(平成30年)

今回の中央特急リサイクルは、金曜夜を中心に運転されていた「かいじ187号」です。通称ウィークエンドかいじ。そんなことを書いても書かなくても私には遠距離ですら恋人がいません。うるせえ記事書け(笑)。恋人より趣味に金使いたいし、愛されようとすら思っていないので記事を進めます。マスマティックス。数学。

 

今回は金曜日の夜を中心に運転されていた「かいじ187号」です。

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いやもう回送表示になってんじゃねえかよ!あと甲府で撮らずに別な駅に行け!!

金曜日の夜ということで、土日休み(笑)の方が山梨方面に出かけたり帰ったりといった需要を拾っていたのでしょう。また新宿~立川・八王子における着席需要の増強も兼ねていたことと思われます。列車自体は運行区間・時刻・号数の変更もありつつ、このシリーズで取り上げた列車としては珍しく現存しています(笑)。中央線特急、金曜日の夜の需要は高いですからね。極めて妥当な設定だったと思います。

 

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同じような写真貼るなよ(笑)。

かいじ187号ですが、確か新宿を20時30分頃に出て甲府には22時過ぎに到着する列車でした。停車駅はかいじ号のオーソドックスな停車駅だったことでしょう。

ここで中央特急に明るい皆さんはお気づきになったかもしれませんが、新宿を20時30分前後に出ているということで、逆にこのかいじ187号がない場合は新宿場面において20時発(当時の)スーパーあずさ33号を逃すと21時発(当時の)あずさ35号まで1時間のブランクができることとなります。甲府以西のあずさユーザーの方には関係ないかもしれませんが、そもそも当時のあずさ35号自体もそこそこ混むことがありましたので、当時のかいじ187号の設定は極めて妥当だったかと思います。

 

 

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写真では全く伝わりませんが、かいじ187号はE353系での運転実績もありました。といってもこちらは松本からの送込み回送で、記憶では確か相模湖かどこか等で退避をしながら新宿に向かい、新宿から営業運転をしていたと思います。あいにく甲府着後の運用に関しては断定できるものがありませんが、記憶では確か甲府で入庫せずに本線を下って行ったと思いますので、多分松本で寝ていればいい編成をわざわざ松本→新宿と甲府→松本で回送してまで運転されていたのでしょう。とはいえ甲府に停泊して翌朝土曜日のかいじ186号に回していた可能性もありますので断定はできません。その辺もしっかりと記録しておけばと猛省しております。

 

今ではこの列車の流れを汲む「かいじ99号」が大宮に転属したE257系5000代で最繫忙期ぐらいしか運転されないのが残念です。しかし常磐線の「ウィークエンドフレッシュひたち」よろしく、そういう細かい需要に応えて柔軟に臨時列車が設定されていたのは利用客目線でとてもよかったなと思います。私自身も、帰省帰りで同じ列車(ダイヤと号数は違う)を利用して楽でしたし。

 

それにしても、E353系12両でも座席数が足りないことが令和4年秋時点でも頻発していたのに、20時発あずさと21時発あずさの間隔が文字通り1時間も空いているのってどうなんでしょうかね。特に21時発は甲府から先の最終特急でもある訳で…。ま、それでも「混雑の平準化をしたい」からって中央特急が廃止されることはないだろうし、まあいっか(笑)。