あるふぉの落書き帳

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きっぷる

【Don't Stop Japan !】東海道新幹線N700S車両 乗車記

令和3年春改正以降、N700S車両固定の運用*1爆誕しました。改正以前もN700Sが充当されやすい運用があったとかなかったとか聞きますが、いずれにせよ丁度いい時間に乗ることができそうでしたので、初乗車を果たしてまいりましたってお話です。

 

 

・ロゴ/外見

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Supreeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeme

N700S自体はちょくちょく見かけているのでこのロゴも大分見慣れてきた気がしますが、何というか素敵なCMも相まって非常にwktkします。最高を意味するsupremeって謳うぐらいですからね。

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外見はこんな感じ。700系→N700系のように素人目にもどう見ても新型車両!というアレがある訳でもないかもしれませんが、かっこいいと思います個人的には。

 

 

・内装

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それでは車内の写真です。

 

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気になる座席ですがパッと見はN700Aとそこまで変わらないようにも思えます。少し硬めな点も引き継がれていますが、かといって快適ではない訳ではありませんし、決して悪くはないかと思いますがいかがでしょうか。

なおこれのおよそ半年後にも乗車した時に気付いたのですが、JR東海さんの公式HPのPDF*2にもあるように、この座席って座面と背もたれが連動してリクライニングしてくれるんですよね。言い換えるとリクライニングを倒すとケツも沈むので、より快適に移動できるってわけです。ありがたや。

 

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人の目もあってアレだったので()座席からの写真で申し訳ないのですが、わかりやすい点の一つとしては車内LEDが液晶モニターとなり大型化されたと共に情報量が増えた点が進化したと言えるかと思います。号車、座席種別に加え現在の走行区間などもわかるので、今現在どこを走っているか気になるヲタクや目的地への到着をまだかまだかとソワソワして待ちわびる僕みたいな客(?)には嬉しい案内かもしれません。

 

また停車駅が近くなると車内(荷物棚の照明)が明るくなったのも印象的でした(動画撮ればよかったわね)。これは夜間に乗るとなお一層わかりやすいかと存じます。

 

さらに、1世代前のN700系(スモールA、ラージA共に)などと比較しても、この車両は静粛性が大変向上しているように感じます。発車時に耳を澄ませていればかすかにインバーターの音が聞こえる程度でしょうが、爆速で疾走していてもだいぶ静かだなあというのが率直な感想です。N700Sは静かだと聞いていましたが、まさかここまでだったとは...。

 

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N700Aは最後の編成まで窓側と最前列のみにコンセントが設置されていましたが、N700Sでは全ての座席にコンセントが設置されました。これでB,C,D席に座っていてPCやスマートフォンを充電できない中高年リーマンから不機嫌そうな目で見られることもなくなるでしょうね。めでたしめでたし。(管理人は基本的に出張族の中高年リーマンが嫌いです)

他には3号車、7号車、10号車、15号車に喫煙ルームが設置されている(なお新型コロナウイルスの関係で人数制限があります)のはN700系と変わらないほか、御手洗にはウォシュレットもありました。そのぐらいですかねえ。

 

 

 

この他にも、JR東海さんのサイトを拝見すると相当な気合いが入っている事がひしひしと伝わってきます。快適性に加えて進化した床下機器など、伊達にSupremeを名乗っていないんだなぁ…と思ったのでした。

また車両案内ページ以外にこちらも併せてご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

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コンニチハ!!!(あの世からの声かも)

なおこれは完全にヲタ視点でのこぼれ話。かくかくしかじかで車体のアルミのリサイクルが可能となった今日では、なんとN700Sの荷棚は700系・N700系の廃車体からリサイクルした金属で作られているのだそうです。あの時にお世話になったあの車両と再び一緒に旅を…と考えると、700系もN700系もデビュー時から知っている(要出典)上に幾度となくお世話になってきた管理人としてはエモい気持ちになってしまいます。もしかしたら今日ぼくがクソ重いスーツケースを載っけたあの荷棚も…なんてね。

 

 

以上、デビューから8カ月以上経った今にもなって、ようやくN700S車両に乗車する事ができましたというお話でした。

少なくとも今回のひかり648号のように決まった運用があるほか、その列車に関しては時刻表でもN700S系での運転と記載がありますので、お時間に余裕がある方は一度狙ってみる価値があるかと思います。またそれ以外の運用でもN700Sが充当されることはあるそうで、偶然会えたらラッキーということでしょうかね。硬い座席がアレだな…という方には何とも言えないのですが()。

 

 

以上、長くなりましたが東海道新幹線N700S車両の乗車記をお伝えいたしました。N700SのSは酒盛りのSではなく*3「最高」を意味する"Supreme"のSと言えるのではないでしょうか。またお世話になる機会なら唸るほどあるでしょうから、先輩車両との思い出も大切にしつつ、これからもよろしくどうぞと思います。

 

ところでN700Sの後継は何という形式にするのでしょう、これでN700ファミリー*4も打ち止めという意味合いでN700Zなんて感じでしょうか(知らんけど)。

 

 

 

お付き合いいただきありがとうございました、ではでは。

 

 

 

あとがき(宣伝ともいう)

www.graffiti-of-alpho.com

N700Sの置き換え対象であるN700a(スモールA)の乗車記がこちらです。このN700Sの記事を書いた当時は考えてもみなかった"S WORK車両"についてなど軽く適当にですが書いておりますので、よろしければ是非。

*1:東海さんのツイートにもありますように、急遽ほかの車両での運転になる事もあるそうです

*2:https://railway.jr-central.co.jp/n700s/_pdf/n700s_pdf02.pdf

*3:あります

*4:念のため追記です。N700Sはフルモデルチェンジ車ということで、形式名や外観こそN700ファミリーとクリソツでも書類上は別の形式にあてはまるかと思います。管理人個人の邪推ですが、よほど700系やN700シリーズで確立した技術が優れていたからそのDNAを引き継いでいるという意味を…というのも一つの理由かもしれませんね