かつて特急あずさ・かいじや中央ライナー等で活躍していたE257系0代。現在は2000代「踊り子・湘南」や波動用の5000代として活躍しています。かつて乗車した際にそんな元あずさの0代グリーン車の乗車記を書きましたが、適宜改訂したうえで公開しようと思います。
なお5000代化された3編成のグリーン車ですが、執筆日時点では未乗車なので断言こそできないものの、内装の大半は変わっていないものと思われます。いつか乗車する機会があればいいのですが…。
外装?
グリーン車の出入口はこんな感じです。ご存知の方も多いかと思いますが、E257系0代と5000代のグリーン車は半室なんですよね。そのためドアが真ん中にあります。これは2000代に改造されるにあたって元8号車が全室グリーン車に改造された際にも変わっていません。
今では見られないのが悲しいところですが、号車案内の模様がなかなかシャレオツな印象を受けます。
車内
座席等
座席はこんな感じ。実は可動式枕があるほか、経年もあってか大変柔らかく、とにかく座りやすいです。
ただし座席配列については2+2となっており、必ずしも隣に他人が来ないとは言えないため、そのような意味での快適性に関しては個人的に疑問に思います。実際、管理人が乗車した当時の4080M(千葉行のあずさ30号)でも新宿までは隣がおり、所詮はこの路線の客ですから(と書くとJR東日本さんには大変失礼なのですが)お察しでしたよね。
もちろん、元々E257系0代が活躍していた中央線の特急やライナー等の需要は常に高いものであり、朝夕であれば満席も珍しいものではありませんでしたので、定員確保等の意味合い等を鑑みれば致し方ない面もあるのかなとは考えます。まあ、だったら1両まるまるロザでも中央線なら元が取れそうですけどね…
写真はありませんが、フットレストの設置もあります。E353系のそれがバーの形式であるのとは対照的で、N700系列のグリーン車のそれをイメージしていただくとわかりやすいでしょうか。
その他、テーブルは標準的なものが装備されています。Wi-Fiや電源の設備はありませんでしたし5000代でもないものかと思われます。当たり前ですが全席禁煙で喫煙ルーム等もありません。昔は9号車フリースペースで喫煙可能だったらしいですが…
感想(みたいなもの)
E257系0代のグリーン車に乗った感想としては、これはグリーン料金を払う価値があると第一に感じます。
付随車であるためか若干揺れは気になりましたが、それ以外は特に問題ないかと。もっとも、管理人がこの記事を書いた際に乗ったM-101編成は11号車前面のLEDが直った次は編成内で2か所の御手洗がぶっ壊れてたり走行中に電気が落ちたりしていたのはファンタスティックでしたけれど。
E257系0代はすでに消滅してしまいましたが、5000代では内装のほとんどを中心に0代の面影が強く残っています。管理人としても久しく257のロザには乗車できていないもので、機会があればブログネタの回収という建前で乗車する機会を作りたいものです。
関連記事?
大半のE257系0代は現在踊り子号等で頑張っています。上記は普通車編の乗車記です。
最後に2000代グリーン車の乗車記。そういえばこの新宿発とか池袋行とか春から臨時になっちゃうんでしたね…