あるふぉの落書き帳

当ブログの写真の無断転載はご遠慮ください。ちょっと気になった小ネタ程度の記事と乗車記中心。

きっぷる

255系Be-05編成は疎開ないし運用離脱?廃車回送待ち? 解体先の考察もしてはみたけれど…。

3月のダイヤ改正(表向きは←ここ重要)運用を終えた255系のうち、Be-05編成が3月末に京葉車両センターに回送されてから車庫内を除いた動きがありません。その写真もないのはごめんなさい。ということで、私なりに現状と動向、廃車回送先について適当に考察してみたいと思います。

 

Be-05編成の現状と検査期限

現状

3月末に連結訓練のため京葉車両センターに回送されました。

こちらがそれ。留置されている他形式とDHCの看板から京葉車両センターとおわかりいただけますよね←何様。

 

この時の連結訓練自体は撮影できなかったのですが、これ以降、車庫内での移動を除き同編成が回送または営業運転等に充当されたとの目撃は現時点でありません。

また、調べてみると同編成が最後に検査を出場したのがおよそ4年前とのことです(ただし指定保全か装置保全かは断定できませんので、以降の本段落における推察が間違っている可能性もあります)。新保全体系の対象車両ですので、厳密に4年経ったから無車検になったよ!という訳ではありませんが、仮に走行距離の上限に近い又は車両センター内等で超えた場合、車検切れという解釈ができないこともないのではないでしょうか。

また先ほどの画像をよくご覧いただくと、レンズ汚れと共に枕カバーが撤去されていることが確認できます。E3系滑走対策として一部の新幹線つばさ号の増結に利用されているE2系J66編成は3月で引退とアナウンスされていたのにもかかわらず、車内誌「トランヴェール」まで設置されているのとは対照的です。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/C/ComExp2133/20240327/20240327225550.jpg

さらに、現状6月まで再雇用された255系の運用数は平日が3運用、土休日は2運用+新宿さざなみ等の臨時運用がある程度です。写真のさざなみ3号等が絡む行路は土休日の営業運転自体がありませんので、予備が1編成、土休日は浮いた1編成を臨時に回すために必要だとしても4編成で賄うことができています。

以上に鑑みると、Be-05編成は既に役目を終えて少なくとも運用を離脱したと解釈していいのではないでしょうか。いや、しれーっと運用に復帰してくれるとこの記事が杞憂になって面白いので、それもそれでアリですが。

 

なぜ京葉車両センターにいるのだろうか

後述しますが、新保全体系対象の255系ですので、単純に走行距離が関与した何らかの理由で京葉車両センターに放置されている可能性もあります。その一方で、

画像は京葉車両センターから秋田総合車両センターへの配給実績があるNB-07編成

配給輸送を前提として留置している可能性もまたあるのではないでしょうか。直近の例ですが、500代から2500代と5500代へ改造された編成は全て京葉車両センターまで自走回送されたのちに秋田総合車両センターまでは配給輸送されていました。恐らくですが新小岩での機回しの手間を省略したか、快速線内でEF81を動かせる運転士さんがいらっしゃらないかが理由かと思われます。いやまあ快速線内でEF81を動かせる運転士さんは流石にいそうなので、前者な気はしますが。

最後の方に書きましたが、必ずしもBe-05編成が廃車対象という訳ではない可能性も十分にあります(例えばケヨ区→大宮)ので、個人的には期待を裏切ってほしいです。いろんな意味でね(笑)。

 

廃車回送先について考えてみる

1.長野への自走回送

255系は10年以上前ながら、中央東線臨時特急「ビューかいじ」として同線への入線経験があります。ビューも何も後継のE257系0代と500代の方が窓が大きい気がするのはさておき、これは255系が物理的には小仏トンネル等の狭小トンネルを自走できることの証明です。ですので、京葉車両センターないし幕張車両センター(敢えて2つ挙げたことについては後述します)と長野総合車両センターへの行き帰りの単機回送を設定する手間に鑑みると、手っ取り早く人件費を浮かすのであればさっさと長野まで自走回送させたら?というのがまず1つ。

 

文字ばかりなので適当に画像を突っ込んでいきます

しかし、だったらわざわざ連結訓練をしないですよね(多分)。また、255系は中央線新宿以西に長らく自走で入線していませんから、ハンドルを握ることができる乗務員さんが既にいらっしゃらない可能性もあります。回送だから別にいい気もしますが、「ホリデー快速ビューやまなし」として回送を含めて冨士見までの運用があった215系の一部編成が長野までわざわざ配給輸送されたのも同様の理由かもしれません。もっとも215系の場合は冨士見から先の勾配を登れないというリスクに鑑みただけかもしれませんが。

ということで、長野まで自走で回送される可能性はほぼ皆無とみてよいでしょう。113系の一部編成よろしく、新潟方面からの迂回でも中央線経由でも、廃車回送ツアーみたいなのがあれば楽しかったんですけどね。文字通り便乗して私の脳みその機器更新もしてほしいなあ、なんて。エアバッグが開いた事故車が全損扱いになるのと同じでもう無理だろうけど。

 

2.長野配給の可能性

現実としては長野か後述する各総合車両センターへの配給輸送なんだろうと思います。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/C/ComExp2133/20210104/20210104012157.jpg

ただ個人的に気になるのが、現在も廃車が進行しているE217系の置換えペースによっては長野がパンクする可能性があることです。E235系の増備状況によっては毎週連続で配給されたこともあった気がしますし、同時期に長野に送られていったのは近年だとせいぜい209系2100代余剰車と215系2編成や一部余剰の機関車だったのもあります。まあ、そのノリで数編成だけ長野って可能性もあるのかもわかりませんが。

255系自体も全編成を仮に潰すとして5編成9両の45両のみの少数派、また先述のE217系や209系と同時期に215系185系の解体も行われていましたので、長野配給の可能性も十分にあるかと思います。

 

3.郡山配給?それとも秋田?

次に挙げられるのは郡山、秋田、青森といった東北方面の各総合車両センターないし改造センターでの解体の可能性です。

また215系

現に215系の一部編成は盛岡車両センター森派出所内のJR東日本テクノロジー青森改造センター内で解体された実績があります。青森改造センターについては閉鎖の報があったので後述します。

恐らくですが、651系1000代の解体も一段落した(というかもう終わった?)郡山においては鶴見線仙石線205系を除くと一番余裕があるように思えます。実際どうかは知らん。また過日の連結訓練においてわざわざEF81を使用したのも、仮に郡山への配給を見込んでいるのであれば辻褄が合います。趣味的には車で追っかけるのが面倒くさそうだし順光の時間もなさそうだし、山梨の風景と255系も撮りたいしで北長野行がいいんですが

同時にEF81が訓練に起用された以上、郡山のみならず秋田総合車両センターでの解体を見込んでいる可能性もあるかと思います。とはいえ土崎で解体された関東圏の車両でぱっと思い浮かぶものがないほか、そもそも土崎での解体には配給後かなり時間がかかる印象もあるので、人件費はじめ各費用を犠牲にしてまで秋田に持っていく合理的な理由はあまりなさそうです。

 

3.5 青森改造センターでの解体…はない?

青森改造センターは既に閉鎖されましたが、解体を請け負っていた東北マツクラ株式会社さんのホームページ*1においては現在でも車両解体を行っている可能性がある記述、また年間15両程度(255系1~2編成相当?)の解体を行っている記述もあります。青森改造車両センターが閉鎖されたことに伴って既に青森解体も今後行われない可能性があるので、ここについても断言できません。

255系、また今回の主役であるBe-05編成に限った話ではないのですが、もともとE231系改造と旧青森車両センターの人員と土地の有効活用で誕生したともいえる同改造センターは先述の通り閉鎖されました。一方、E231系の次に製造されたE233系等の各形式への転用改造の話はここ数年で各種資料等を読み漁っても一切聞かなくなりました。また一部では経年車ともいえる701系にも延命工事を施すなんて話も聞きます。残念ですが、同改造センターが閉鎖されてしまったのは必然的だったということもできます。

しかし、同時に同センターで扱う車両もなくなりました。仮に長野・郡山・土崎が手一杯なのであれば、2編成までは余裕がある可能性もある以上は解体を行わないとの断言もできませんので、215系同様に一部編成のみでも青森での解体の可能性は十分にあります。しかし同改造センターが閉鎖が閉鎖されたことと輸送に伴う人件費等に鑑みると、仮に先の連結訓練が東北方面への配給輸送を視野に入れていたとしても、青森行の可能性は限りなく低いとみてよいでしょう。

 

4.そもそもBe-05編成が廃車ではない(波動用での継続使用)

流石にないだろうとは思うのですが、一応書くだけ書いてみます。当たったらいいなー。

先ほど、Be-05編成の車検期限がやばいかもと書いたかと思います。もしかしたら京葉車両センターへの回送と同センター構内移動において車検切れとなっている可能性もあります。一方でJR東日本の特急車両が足りていないのは、今更書くことではないでしょう。鉄道車両は発注してから納車までに時間がかかります(ランクルほどではないでしょうが)し、かといって何系を増備するってのもパッと思いつきません。

正直ないと思うんですが、車検(先述の通り新保全体系なので、厳密には走行距離)がやばいBe-05編成を大宮まで機関車に牽引させて検査を通したのち、波動用として今後数年の使用を見込んでいる可能性もあります。新保全体系では走行距離も大事ですので、そのための距離稼ぎとして運用に入れていないのであれば、今回の運用離脱も納得がいくものです。また、あくまでも私の感想ではありますが、Be-05編成より状態が悪い編成は他にもあります。6月末を以て今度こそ255系の定期運用がなくなった後に、どさくさに紛れてBe-05編成を継続使用したいから今はお休み…と考察することもできないことはなさそうですね。

こんなノリで(この牽引理由は誘導障害だけど)

まあ、だったら一番に廃車予定の編成をケヨ区に突っ込んで連結訓練をさせた後に運用に戻せばいいのかもしれないので、難しいところですが。仮に長期使用を見込み走行距離抑制を本気でするのであれば、私であればですが、無駄にケヨ区まで走らせたりマリ区より潮風が当たる場所に置いたりはあまりしたくありませんから。

 

 

まとめとあとがき

以上、現状のBe-05編成と今後について適当に仮説を立ててみました。二番目に悲しいのはもうBe-05編成に乗れないかもしれないことです。一番目に悲しいのは、読み返して説得力がないことです(笑)。

現状のBe-05編成は京葉車両センターの警備をする日々が続いています(※連接車でもDDMでも14両3ドアでもありません)。単純に考えたらこのまま廃車が濃厚ですが、さらに劣化が進んでいる編成とBe-05編成のどちらを波動用として残すかということを天秤にかけると、一概に廃車決定というのも違う気がします。

 

個人的な思い出に関しては本館で書いてきたので多くは語りませんが、6年ぶりに千葉県民として帰ってくるときに東京から乗った思い出の車両ですので、またどこかで乗ることができたら…という気持ちでいっぱいです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/C/ComExp2133/20240207/20240207180214.jpg

JR東日本さんの特急車両が足りていない以上、明るい状況への好転の可能性もあると信じています。Be-05編成に限りませんが、今まで元千葉県民としても現千葉県民としてもお世話になってきた思い出を大切にしつつ、また会える日を楽しみにしたいところです。

 

 

 

 

余談。

昨日令和6年5月2日の21時少し前、所要のため千葉中央駅付近を歩いていました。で、中央区本千葉町15-15 京成ローザ10west付近の交差点内に1台の210系(16代目)カローラのセダン(塗装はシルバー。ハイブリッド仕様。)が丁字路内で路駐していたんです。これはいけない。

免許をお持ちの皆さま、また道交法をよくご存じの皆さまは「交差点内とその5m以内が駐停車禁止」であることをご存じでしょう(道路交通法第44条による)。違反点数は3点、反則金は18,000円の違反ですね。重量超過と速度違反の一部と同じ点数で、決して「軽微な違反(この言葉嫌い)」ではないことはおわかりいただけることでしょう。

一体そのような不届き者がどんな顔をしているのかと覗いてみたら、何やら黒っぽい服装のイカツイ男が1人でスマホをいじって暇そうにしていました。車内には謎のモニターやマイクのようなものが見え、ルーフの左後方にはカローラのいかなるグレードにも純正では装備されることのない黒いユーロアンテナも付いていました。さらに大半のグレードに装備されているフォグランプやクリアランスソナーもない、いわば珍しい仕様のカローラで思わず見入ってしまいそうになったけど我慢(他人の車ですからね)。レンタカーの廉価グレードならわかるのですが、わナンバーでもなかったのでね。参考までに、札幌や沖縄等の観光地を除いて貸渡用普通乗用車(3ナンバー)が分類番号302まで払い出されている地域は千葉県内に存在しません。せいぜい千葉301「わ」の5000もないはずです。なぜか急にそれが増えた名古屋ナンバー管轄のわナンバーですら現状分類番号303で2000に達するかどうかってレベルなのに。その愚痴はまたいつか書くとして。

しかし、あのカローラは何者だったのでしょうか。千葉ナンバー管轄内では体感では希望ナンバー率が高いのに「千葉302 らxx-96」と払出しナンバーだったのも珍しいです。

そういえば覆面パトカーとして有名なアリオンの後継もカローラらしいですよね。決して言いがかりではありませんが、あのアンテナは覆面パトカーによくあるソレともよく似ていました。また基本的に警察車両は、入札で導入される以上はクラウンのような専用ないし他車種でも廉価グレードのものが使われます。警視庁はマークX・カムリ・プリウスといった例外もあるけど。

ということはカローラの覆面パトカーに乗った千葉県警の刑事が交通違反をしていたのでしょうか? いやいや、まさかそんなことある訳がないですよね。ちなみにその近くでは、管轄である千葉中央警察署のパトカーが暇そうに指定方向外進行禁止違反の車両が現れるのを待っていることが多いです。パトカーのくせに夜間にハザード上げることもなく。千葉県警の皆さん、今日もお仕事頑張ってくださいね! 

もちろんまともな警察官が大半なので、千葉県警への批判の意図はありません。我々県民のために日々身を粉にして奮闘されている「大半の」警察官や警察職員の皆さまなくして、我々の平穏な生活はまず存在しません。それを言ったら白黒パトカーでブレーキ踏んだまま居眠りしたり飲酒運転を見逃したりしている某愛知県警の所轄の各警官が困りますよ。

 

 

いや、だからその「千葉xxx ?28-xx」が覆面パトカーなわけないじゃないですか。ホント。あと僕は覆面のナンバーは隠しますからね(笑)(笑)(笑)。