４月26日、東海道線内での人身事故の影響を受けて埼京線でも運転見合わせ等の輸送障害が生じました。たまたま新宿で居合わせたので、少しですがそのレポートです。
まずはこちら、143Mの海老名行。こちらは新宿始発列車で、所定であれば３番線からの列車です。湘南新宿ラインを含めて大幅にダイヤが乱れていたために空いていた６番線に入線させたものと思われます。相鉄線内特急かあ。個人的に祖父の墓参りで相鉄線を利用することが時折あるのですが、急行の恩恵に与っていた人間なので何とも言えない気持ちです。
この列車は既に撮影時点で40分以上抑止されていました。埼京線から相鉄線に直通する際、大崎から鶴見あたりまでは横須賀線等を通るから仕方ないと言えば仕方ないですね。なおこの時間帯に新宿の５・６番線に到着する成田エクスプレスに関しても抑止されていたようで、それもあってこのホームが利用されていたのではないかと邪推しています。
普段であればこのホームが混雑する印象がないのですが、後述の新宿折返し列車が来た際には大混雑でちょっと面喰いました。
それはさておき、私がホームに来た際には駅員さんが丁寧に代替手段の案内放送をなさっていたのが印象的でした。新宿三丁目駅からの地下鉄副都心線、山手線経由で渋谷からの東急東横線と品川からの京急線等の代替手段があること、また振替輸送は定期券または紙の切符があれば利用できること、運転再開までに相当な時間を要すること等でしょうか。お忙しいであろう中でもわかりやすい案内放送だったと感じます。大変お疲れ様でした。
確かこのホームに相鉄直通の列車が来ない訳ではなかったとは思うんですが、それでも個人的にはなかなか新鮮に思えます。巻き込まれるJR社員の皆さんからしたらたまったもんじゃないと思いますが。
ウワー状態です。撮影時点で既に21時前。回送に関してはおそらく成田エクスプレスかと思いますが、それも来られないので先に身動きの取れない埼京線を入れたってことでしょうか。
こちらの150Mも折返し海老名行。表示負けしなくてよかったのはさておき、乗務員さん、駅員さん、指令員さん、それ以外にもいろいろな方のご尽力があったかと思います。欲を言えば相鉄12000系も撮ってみたいのはさておき、５・６番線にタバコを吸いに来たのになんだか珍しいものを撮れたなというお話でした。撮る側としてはイレギュラーなものも貴重な記録になりますが、その一方で色々な方のご尽力もあるということは忘れずにいたいものです。
