JR東日本では、かねてよりE3系2000代1編成を貨物新幹線に改造することを明らかにしていました。
当初はL70編成の計画だった件についてはさておき、山形新幹線つばさ等での運用を終えたE3系L69編成が抜擢され、3月下旬から運行を開始しています。
当面は盛岡発東京行の片道のようで、盛岡をお昼に出るやまびこ56号(56B)の後ろ7両として運転されます。東京着後は折返し回送、東京新幹線車両センターで荷下ろしを行った後に幹総に戻るようです(?)

まあ、今日は休みなので何も考えず脳死で新幹線を撮りに来たら遭遇したってのが事の顛末なんですけどね。何ならドクターイエローまで遭遇したけど、運転日だなんて知りませんでしたし。目の前の列車の運用すら気が付かず、何がオタクだ!※私は統括指令長ではありません(元ネタ:新幹線大爆破)
しかしまあ、これまたすごい車両が登場しましたね(色々な意味で)。はこビュン自体は臨時はやぶさ号の一部車両を貸し切っての輸送等も多々ありましたし、E10系は5号車に荷物専用ドアを用意するようですから、これから更に発展することを願ってやみません。社会のお荷物の僕も通ってみようかな(絶対にダメです)。

すっげえ白くなってる。はっきりわかんだね。17号車は冷蔵品の輸送もできるのでしょうか。2000代として現役だった時は聞き慣れなかった音がしていました。まあはこビュンの目的を考えたらそういうのも運べると思うので、その辺もきっと色々と改造されているのでしょう。

各車両には沿線の名産品等がデザインされました。持病の関係で飯が全然食えない僕も腹が減ってきて仕方ありません。ところで回送扱いのためか、56Bの停車駅でもE3系のドアは開きません。そりゃ開いたら困るでしょうね。
駅では開かないようにできるのか、ドア扱いを行う車両を選択できるのか、はたまたそもそも車掌さんが乗務されていないからE5系側だけのドア扱いもできるのか…。

17号車の車番はE372-1とのこと。ここにきてE3系に新しい区分というか形式が誕生しました。L69編成時代は2000代だったこの編成ですが(今も編成番号はL69)、これは0代ということでいいのか・・・?
現在まだ解体されずに残るE3系2000代も数編成あるようですが、L69編成が日本初の貨物専用新幹線として保存されるのはワンチャン狙いすぎでしょうか。

しかしまあ、本当にすっげえ車両が爆誕したものだと思います。せっかくだからはやぶさ単独列車に繋げればいいのに…と思いましたが、冷静に考えたらE3系は加減速性能も異なれば*1そもそも設計最高速後も315km/hですから無理ですね。荷物を運ぶ新幹線をダイヤのお荷物にしてどうすんだよ。

沿線の名物のほか(山側)こういうポスターも掲出されています。なお海側はまた別のラッピングになっているのだそうです(入場券の期限と11両の快速に乗りたくないので早めに撤退しました)。

こんな感じで。すっげえ白くなった車体に映える気がします。もちろん現物を爆速で運ぶことができるのは魅力ですが、これを見て東北等の沿線に来てみようという方がいてもいいのかな?なんて思いました。
実際平日の昼でしたけど、明らかにマニア(しかも挨拶をすると死ぬ病気の最悪なパターン)以外の一般人利用客もスマホを向けていました。今はSNSに何でも上がってしまう時代ですし、話題性も抜群でしょう。

ほ、北陸新幹線・・・?いつの間に勾配と60Hzに対応したの?と思ったんですけど、E7系やW7系でもやってるよってだけですねこれ。寝不足でついに僕の頭がおかしくなってしまったのかと思いました。

上越新幹線でもやってます。L69編成がこうなるまでも各形式での実績がありますからね。貨物列車ほどの輸送量はなくとも、新幹線で輸送して関東で売る、その逆なんかも定番になればJRとしても各地域としてもwin-winでいいんだろうと思います。
もちろんこれは新幹線に限らず、中央線や常磐線の特急でも似たようなことは今までにありました。誰かひたちで又兵衛を僕向けにビュンしてください。※又兵衛:福島県いわき市の地酒。

そうそう、編成番号は変わりませんでした。まあそこまで変えなくてもいいやってことなんですかね。はこビュンは将来的に仙台や新潟発着にも拡大したいとプレスリリースにあった気がしますが、もしかしたら今まだバラされていない2000代もワンチャン続くか?ないかな…。

偶然ですが、この日の56Bのやまびこ側はU1編成でした。この編成、多分今までで一番遭遇している気がします(笑)やったぜ。
という僕の話は別にどうでもいいんですけど、今回のはこビュンが原則編成ULで運転されるため、E5系の運用に変化があった可能性が高いです。朝に幹総から盛岡に回送、盛岡で荷積み、盛岡から56Bで東京へ。先述の通り折返し東京新幹線車両センターで荷下ろし、回送?で幹総に戻って1日が終わると思われます。
L69編成はいいとしても、確か改正前は着折だった56Bをわざわざ回送する必要が生じます。東京で分割併合なんてしないですからね(いや、ワンチャンできるのか?もし仮に技術的には可能でもダイヤの制約上無理か。)。L単で滑走するのを防止する意味合いもあるのでしょうが、平日の運用数が1つ増えたのではないかとも思いました。
新幹線の運用は臨時列車等でかなり変化しますので特定は難しいかもしれませんが、土休日=はこビュン運休日の運用の回し方なんかも見ものかもしれません。
流石にE10系が運用を開始する頃にはL69編成も引退しているかと思いつつ、この辺はJRとしても想定済みでしょう。ほかの運用をいじったのか、所要数が増えたのかは調べないと不明です。頑なにインド行のE5系が登場しないのも、もしかしたら譲渡する余裕がないから…という可能性ももしかしたらあるのかもしれませんね(お別れはまだ先だと思いたいので、それでいいんだけど)。
余談ですが、U1編成(登場時はS11編成)とL69編成はほぼ同時期の竣工。1か月も変わらないんですよね。そう考えるとE3系2000代は比較的短命だったのか、はたまたU1編成はじめE5系初期車がめちゃんこ長生きしているのか…と思ってしまうのでした。
それこそお隣の東海道新幹線なんてN700aの大半がもういない訳ですし…ねえ。
*1:そのため、E5系はE3系併結時に加速度を合わせる機能を搭載している。当初E3系0代こまちとの連結もあったので、その頃からのもの。