あるふぉの落書き帳

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きっぷる

東北新幹線 E5系量産先行車「U1編成」普通車乗車記<量産車との相違点を中心に>

東北新幹線の主力車両として活躍するE5系新幹線ですが、平成21(2009)年に登場した量産先行車であるU1編成=登場時はS11編成=は、U2編成以降の量産車との相違点がいくつかあります。

 

今回はそんなU1編成に11年半ぶりの乗車を果たした私が、当時と比較しつつE5系量産車との違いを簡単に紹介いたします。なおグリーン車等にも差異はあるかと思いますが、今回は自由席利用でしたので、あくまでも普通車で目についたものに限ることをご容赦ください。

令和2年撮影のU1編成

1.U1編成とは

平成21年に川重・日立で製造される(S11編成)。同年6月より試運転開始。平成25年に量産化改造とU1編成へ改番。量産車との細かい違いはあるが、特に固定の運用はなく運用されている。運用範囲は東北・北海道新幹線全線。

 

2.内装(一部外装も)

本題行きましょう。なお、かつて私は本館(メインブログ)にて

comexp2133.hatenablog.com

このような記事を投稿しています。今回はこれの進化版といった感じで、普通車に限りもう少し掘り下げて書いてまいります。

 

という訳で、改めて乗ってまいりましょう。以前は平成25年6月のはやぶさ号で乗車しましたが、今回は東京からのやまびこ号です。こうして見たところでE3系R1編成やE2系N1編成にN21編成といった車両と異なり、外見上の違いは特になさそうです。

 

と言いたいところですが、運転席のある1・10号車の客用ドアに限ってプラグドアを採用しています。あんまり気付かない点ですが、両先頭車を利用される際にはご覧になってみてくだしい。無論これはU2編成以降の量産車では採用されていないものです。

 

着席視点ではこんな感じの車内です。基本的にドア上のLED案内表示器に座席のモケット等は量産車と大して変わりありませんが、この時点で号車ステッカーのフォントと壁の色が異なることがおわかりいただけるでしょうか。

 

もう少し視点を上げるとこんな感じです。E5系量産車に乗り慣れれば乗り慣れるほど新鮮に感じます。新鮮も何も、既に量産化改造されてから来年令和8年で13年経つでしょうって話ですけど。

ところで端っこだけ照明の色が異なるのは仕様なのか、はたまた経年劣化によるものなのでしょうか。仕様のような気もしますけども。なお照明カバーですが、量産車前期車とは若干異なる形状のものと思われます。

 

これがU1編成。号車ステッカーが他のE5系とは明らかに異なるほか、壁の色合い(量産車は木目調感が強い)、も異なります。なお後年になり量産化改造とは別に、荷物置き場も新設されています。

 

座席番号のこれは令和7年12月時点では量産車と変わらないと思われます。ただし登場当初までは不明です。

 

ちなみにこれが量産車のそれです。撮影は最新のU51編成。量産車でも前期車(U28まで)と後期車(U29以降)で照明やコンセント等に差異はありますが、客室車内で見分けられるポイントはこの辺でしょうか。

なお、U1編成も量産車の前期車同様、普通席のコンセントは最前列を除くと窓側のA席とE席のみに設置されています。

 

DE席最前列はこんな感じ。一番前に限りコンセントがあるのは変わらないほか、ドリンクホルダーに加えてデカいテーブルも設置されています。でもやはり量産車とは雰囲気が異なります。全体的に明るめって感じでしょうか。

 

また、U1編成は普通車でも読書灯が設置されています。これはE2系1000代のうち現存しているJ70以降の6編成(後期車)と同等のものと思われます。C席は天井に、それ以外の席は網棚にあります。トンネルの多い東北新幹線青函トンネルも通る北海道新幹線なので、時と場合によってはかなり助かるのではないかと思われます。

なんで量産車では省略したんだろう…

 

2(2)デッキ編

デッキの壁も量産車とは異なる感じであるほか、1号車東京方デッキにはブルーリボン賞受賞記念のステッカーが掲出されていました。

 

また、普通車においては、少なくとも私が利用した1・2号車においてはドアの内側の色も異なり青みがかかっています。H5系だと萌黄色、E5系量産車ではベージュの色合いですから、ここもU1編成ならではでしょう。

なお他号車では異なる可能性もあります。ごめんなさい。

 

1号車デッキのお手洗い。量産車では銀色のドアですが、U1編成のドアはエメラルドグリーンの色も入っています。なお量産車同様に、女性専用のお手洗いも設置されています。

 

客室出入口の号車ステッカーもやはり他のE5系とは異なるフォントを採用しています。どちらかというとE2系1000代前期車等、一昔前の東の新幹線でよく見られたアレの印象が強いです。

 

2(3)かつての内装

最後に何度も本館を中心に擦っている内容で申し訳ないのですが、かつてU1編成のうち一部車両においては量産先行車時代からの座席がそのまま設置されていました。色合いが異なるのでまあ一発ですよね。当時中学2年生だった私も乗った瞬間に二度見したのを覚えています。

なお後に全ての車両のモケットが量産車と同じものに交換されているため、現在はこのモケットを同編成で見ることはできません。また今回メインでご紹介した1号車においては、確か量産化改造時に量産車と同様のものに交換されていたはずです。

 

3.最後に

以上、簡易編ではありますがU1編成普通車の内装を紹介いたしました。この他運転席窓枠の形状の違い、あと記憶が曖昧ですが床の模様等、他にも量産車との差異はまだまだあるようです。またグリーン車にもそれがあるとのことでした。

 

E5系だけでも51編成が存在します。そのため確率だけで言えば狙って乗るのは困難です。困難?!見つけるのがあんたの責任だろうが!申し訳ございません!

冗談はさておき、E5系の生産は終了していると一部報道にある*1ことからもまだまだU1編成は活躍すると思われます。

とはいえ平成21年登場でE2系1000代後期車より古い車両であるほか、青函トンネルの過酷な環境や320km/hでの高速走行等、車体や機器類への負荷も少々心配です。乗っていて「おっ大丈夫か?大丈夫か?」という感じはしませんでしたが、E10系の営業開始(令和12・2030年度)まで使うのか…と思わないこともありません。

流石に200系K編成よろしくリニューアルと延命までするとも思えませんので、あと長くて5~6年程度でしょうか、また私自身も乗ることができる日を楽しみにしたいと思います。まあ検査期限の問題もありますし、今年3月に全検を通っているので、案外長生きする可能性も微レ存ですけど…。