令和7年10月11日、JR東日本長野総合車両センターの一般公開イベントである長野鉄道フェスタが開催されました。私個人としては令和元年以来6年ぶりの参戦となりましたので、昼過ぎの到着となった私が見られたものを以下に紹介いたします。

千葉県人の私としての一番の目玉はやはりE217系の展示でしょうか(個人の見解です)。6月25日に廃車回送されて3か月以上放置されていたのがもし今回の展示のためだとしたら、最後の最後にこうして見ることができたのはファン冥利に尽きます。

車両展示としては事前予告通りE353系が展示されていました。オタクとしてはフル点灯が嬉しいのは言わずもがな、大学生だった頃から推している車両の晴れ舞台というのもなかなか嬉しいものがありました。こちらはS105編成でした。

もう1編成展示されていたのはS207編成でした。なんか長野市内で撮るのが3回目な気もしつつ、こちらは尾灯も点灯していてなかなか新鮮でした。その他連結部から流れるアレも流れていたのが印象的でした。

テスト表示も見ることができました。鉄道会社と一切関係のないただのオタクに過ぎない私が普通に生きていて見ることのないものですから、これもまた貴重な体験だったと思います。

アドレス1表示。令和元年のE257系M-106編成よろしくぶっとんだ表示を拝見するのも楽しいですが、どう頑張っても本線で見ることのできないこの表示を見られたのもオタク目線で大変嬉しいものです。

Ver K2.00表示。E353系では最新鋭の技術を搭載しているため、皆さんお手持ちのスマートフォンよろしく不定期でそのOSが更新され、引退が見込まれる令和30(2048)年頃にはVer K114.514までアップデートされる予定と伺っています。※そんな予定はないですし、そもそも電車のOSって何だよ

E353系についての説明もありました。このコーナーに限りませんが、以前長野鉄道フェスタに参加した際以上に各所の細かな説明・実演があり、また社員の皆さんの大変貴重なお話を拝聴することもできたように思えます。

偶然でしょうけど、おいこっとが入場中でした。同車は記憶が正しければ令和2年の251系廃車回送最終回以来の遭遇でしょうか。もう5年ですか、そうですか、僕も年を取る訳です。

手前は211系、奥はE233系0代です。ここは高尾か。

展示されていた211系は入場中と思慮されるN327編成。

このような展示があるのは車両基地公開ならではのものでしょう。ドアエンジンがこんなところにあるということを恥ずかしながらこれを撮るまで存じ上げませんでした。これからこの席で酒を飲む時に間違いなく思い出すことでしょう。

これもドア関連の機械でしょうか。恥ずかしながら理系のりの字の欠片もないので、機械関連はマジで死ぬほど疎く、突っ込んだことを書くことができないのが残念です。

冷房用制御機器がこのようなところにあるんだそうです。

基本的な仕組みは我々の家庭にあるエアコンと同じだそうです。

除湿って床下なの?!って思ったんですけど、空調とはまた違うもののようです。普段電車を撮るか好きな車両の動向を追うかしかしていない私には正直新たな発見だらけでして、大変勉強になりました。

進行方向を変えない電車なんてないと思いますが、211系に関してはこのように制御しているのだそうです。実際に社員の方が実演して機器を動作させてくださっていました。ここで磁石のN極S極が使われているなんてことも無論今まで知らず、なんか1日で色々と一気に覚えた気がします。

こちらはスキルアップセンターにあったE353系の自動ホロ装置。以前訪れた際はありませんでしたが、冷静に考えてE353系のメンテナンスも行うであろう長野総合車両センターのスキルアップセンターにない訳もないですよね。

E127系のパンタグラフの昇降装置。実際にパンタ上げ・パンタ下げを体験することができました。乗務員どころか鉄道会社の人間ですらない私がパンタ昇降なんて人生でこれっきりでしょう。お子様の後だったので担当社員の方に恐る恐る私もよろしいですかね?とお尋ねしたところ、どうぞどうぞ!と快く体験させてくださいました。大変恐れ入ります。良い経験になりました。

みんな大好き唯一のメルヘン205系。かつて京葉線ケヨ11編成として活躍していた車両が社員の皆さんのスキルアップ用の機械として余生を過ごしています。宇都宮・日光方面に転用され600代となった車両とは異なり転用対象外となったが故にこうして今も生き残っているのでしょうが、車両にとってどちらがよかったのでしょう。

6年ぶりでした。まさかこの時に写っている快速幕にある京葉快速、そして上位種別の通勤快速の廃止等を巡って京葉線問題が後年炎上するなんて、この時は誰も知りませんでした。ちょっと男子ィ~!もう千葉支社くん可哀想だよ~!ウケる(笑)。でもJRだけの責任ではないでしょう。口だけ出して金は出さない沿線自治体が偉そうにしているのもキモいです。千葉県知事なんて明確な売国奴だしね。とはいえ今回はその件の記事ではないので、今回はこの辺で。

私が初めてNN入場した際はまだ原色でしたが、保存車両ではなくあくまでも訓練用機械でしょうから、そういう意味では別に塗装が変わったところで…って感じでしょうか。ロクな写真がないのに何をって話ですが、見慣れたワインレッドもいいですけど、実車では実現しなかった205系信州色という意味では今の形態ももっと撮りたいとすら思えます。

運転台です。おそらくは京葉線時代と変わらないのではないかと思います。ここに来るのも6年ぶり、前回と異なり幕回し等はできませんでしたが、ハイビーム・ロービームの切換えや消灯、ブレーキ緩解、ドア操作等は可能でした。私が最後の体験者でラッキーだったのはさておき、社員さんからの貴重なお話をいただきつつ、ドアの開閉や放送体験(せっかくなのではやぶさ60号に爆弾をしかけてみました)、運転席での体験等々、6年前とはまた異なる貴重な体験をさせていただきました。
あと、打切りとなってから並ぼうとしてダメだったキッズがE217系ありがとー!って叫んでいたのも面白かったです。若き彼のE217系との思い出を是非とも聞いてみたいものです。小学校の教室でもきっと中心で輝いていて、友達も沢山いるのでしょうなあ。

なんか塗りなおされた感のある115系…に見せかけた113系も御健在のようで何よりでした。最終配置は幕張車両センターで、最後は湘南色に返り咲いて房総ローカルで活躍していた車両です。

…なんかやっぱ色合い変わりましたよね?今の方も個人的には好きですけど。なお今回、生首と化したS62編成には少なくとも私がいた時間帯は立入ることができませんでした。生首とは書きましたけど、塗替え人形と書いた方がよかったかもしれませんね。

無論電源は入っていませんが、113系運転席ではこのようなこともできました。※平成30年12月24日に4053Mを千葉から担当していた運転士とは無関係です。そいつは地獄へのチェックイン列での目撃があってから消息不明ですし。プッ(笑)

再びE217系。Y-101編成の半分は落書き用車両に供されていました。NN構内で合流した親友曰く、既に午前中の段階でかなりの数の寄書き(要出典)があったようでした。なお、望遠でY-101をぶち抜きたいからとヨリで撮っていた参加者に蚊の鳴くような声で「早くハケてくださーい」と罵声、いや罵声未満(笑)のお声がけを行う熱心なマニアの方もいらっしゃいました。人それぞれ思い出がありますからね。とりあえず風呂入れ(笑)
その連中は既に最終処分場の土になってしまったらしいですが、復刻塗装のY-101の片割れが落書き用になっていたこと、そして後述の展示車両の方向幕が抜かれていたこと、この2点だけを見るとE217系の保存は絶望的に感じないこともありません。

登場時の塗装に復刻されたY-101編成の半分はこうして展示されていました。同じく長野総合車両センターで解体を待つE26系カシオペアやEF64にEF65等に比べたら…ということで展示されたのでしょうし、そんな事態になったら阿鼻叫喚もいいところでしょうからE217系が選ばれたのでしょうが、やはりファンとしては嬉しい限りでした。

まるっと4両で展示されたY-102編成。更新後のこのカラーリングに懐かしさを覚えてしまったことに一抹の寂しさを覚えます。最終回の廃車回送まで来ておいてですが、解体を除いた最後までこうして立ち会えてよかったと思います。

イベントは15時で終了ですが、最後はやはり千葉県人としてE217系で締めました。
今回は新幹線の遅れもあって3時間程度の滞在となりましたが、6年前同様に心から楽しむことができたのはひとえに長野総合車両センター社員の皆さまのおかげです。当ブログの末筆という形となり大変恐れ入りますが、素敵なイベントを開催いただきましたことを心より御礼申し上げます。