あるふぉの落書き帳

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きっぷる

【ある意味後悔】JR東日本E259系 グリーン車乗車記簡易編 <成田エクスプレス・しおさい>

JR東日本が平成21年より成田エクスプレスとして運用しているE259系。当初は成田エクスプレス専属ながらも一部臨時特急にも充当されるようになったほか、令和6年春の改正では255系の後継として特急しおさいの大半を半ば強引に持たされる形で今に至ります。

 

平成30年8月 八王子にて撮影の高尾エクスプレス

そんなE259系が運行を開始して早16年が経とうとしておりますが、千葉県育ちの私は思えばまだ同系のグリーン車に乗ったことがありませんでした。今後成田空港の発着枠が増加することやE259系自体の経年に鑑みても、いつ乗るの?ということで乗ってきました。

 

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E259系グリーン車は6号車または12号車、成田空港・銚子方に設定されています。12両の成田エクスプレスの場合は特に12号車が編成端っことなってしまいますが、裏を返せば通り抜けもなければ制御付随車ということでモーター音もなく、むしろここでよかったとすら思えます。


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11号車デッキから乗っていきますね。多目的室がここにあったことを忘れていたことに関しては本当にごめんなさい。E259系自体に普段から乗っている訳ではないのでアレですけど、それでも今まで普通車指定席しか利用したことのなかった私としては既にBPMが253まで上がってしまいます。

E259系グリーン車は22編成全て同じ仕様ですので、先代253系のような座席配置試験場仕様の編成はありません。成田エクスプレスおよび一部を除いたしおさい号のE259系グリーン車は全てこの仕様となっております。


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昨今のJR東日本在来線特急では2+2配置が主流でこのE259系も同様ですが、それでも本革シートというだけでだいぶ珍しいのではないかと感じます。正直この見た目に惹かれてかれこれ10年ほどずっと乗ってみたいとすら思っていました。そういう意味でも令和6年春改正以降の房総特急料金改定:実質的な値引きに改めて感謝です。

なおわかりにくいですが、普通車と異なり床はカーペットが敷かれているので静粛性も向上していると思われます。

 

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着座視点で1枚。座席上方ランプに関してはそもそも普通車指定席でのものなのでグリーン車との関係はないので省略。同系普通車同様にLCDが設置されて数多くの情報を案内してくれています。またテーブル背面には車内案内とフリーwifiの案内もあるほか、写真を撮り忘れて申し訳ないのですが肘掛けには全席にコンセントが装備されているのも特徴です。


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着座視点でもう1枚。というよりは座席の感想を早く書いた方がいいですよね。早い話、タイトルにも入れた通り心から後悔しました。

オールウェイズ合格点を超えられる100点の座席だと思って乗りに行ったE259系グリーン車、最終的に結果発表をするのであれば130点を超えていました。

詳細は後述するとして、中毒性とでも言いましょうか、一度乗るとまた乗りたくなってしまうような最高の空間です。正直普通席で十分に快適なのにグリーン席がその更に上を往く(のは当たり前ですが)訳ですから、これからは毎回グリーン席の誘惑と戦わなくてはならないようです。


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他形式のグリーン席同様、テーブルは手前に引き出すことができます。ただ同系グリーン席はリクライニング角度が深い上にテーブル自体は手前に傾かないので、PC作業をするなら軽く背もたれを倒す程度でいいでしょう。

反対に長距離でくつろいで長旅の疲れを癒す・長旅に備えるのであれば、フルリクライニングでゆったりと移動するにはこれ以上の席がないのもまた事実です。個人的に成田空港から大宮や河口湖で乗ってみたかったとすら思います。…というか、東京から千葉の27分で乗るのが本当にもったいないことをしたと後悔しています


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カーテンはこのような感じ。縦引きのフリーストップ式ですね。柄は普通車と共通のように見えますが、下のこれが普通車のそれとは異なっていたのが印象的でした。窓枠に加えて前の席の背面にドリンクホルダーもありますので、ソフドリ・アルコール問わずに道中で何か1杯…なんてのも余裕です。もっとも、E259系充当の列車には車内販売・自販機の設備がありませんから、そこは注意が必要ですけども。


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それはそうって話ですが、普通車同様にグリーン車でもこのような案内が出ます(成田エクスプレスの場合)。しおさいに関しては末尾に貼る関連記事をご参照いただければと思いますが、下り成田エクスプレスはその性格上このように成田空港のターミナル(ターミナルさん?!)の到着時刻や構内図といったものの案内も出ます。


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最後にどうしても触れたいこの足置き。バー式なので賛否両論、いや否定的なご意見が多い可能性に関しては私も承知の上です。見た目だけなら安っぽいということもできますからね。

しかし私はこれがちょうどよかったです。というのも、本革シートかつ柔らかすぎず硬すぎない上に快適な座席+少々のリクライニング+この足置きの場合、身長170㎝の私はちょうどよく寛いだ姿勢でPC作業に打ち込むことができました(なお、写真の現像ともいう模様)。これはPC作業に限らず、例えばですが全開リラックスモードでフルリクライニングしてもいい感じの場所に足置きがあるのでいずれにせよ普通席よりも楽な体制で移動ができるということもあり、個人的な推しポイントです。

 

※平成30年撮影 E257系0代グリーン車

E257系はじめ他形式のようにフッドレストとしなかった理由に関しては不明ですが、元々が成田エクスプレスという特殊な特急に充当される以上、むしろあれでよかったのではないかとも思います。強いて言うのであればE2系1000代後期車のようなレッグレストなら文句なしでしたけど、E259系登場当時の成田エクスプレスが成田空港から大船・新宿・池袋および一部が高尾・大宮を結んでいた点とその所要時間に鑑みればそこでケチを付けるのも違いますからね。

E257系グリーン車のフカフカが経年劣化によるものという可能性を敢えて考慮せずに書くと、今のE259系グリーン席には程よい硬さもあるのがまた違った利点かなと思います。個人的にはどちらも好きですが、E259系にスポットライトを当てた場合この座席なら長距離でも疲れることなく移動できそうに感じます。長時間の乗車機会がなかなかないのがもったいないまでありますねぇ!

 

再掲センセンシャル

私個人が後悔したのは2つ。1つはもっと長い距離で乗っておくべきだったということ、もう1つはこの悦びは即ち罪という2点でした。それぐらい快適で、当時寝不足(というか数日後に体調を崩して今に至る)の私もE259系グリーン車教への入信を決意する前に寝落ちと戦っていたぐらいです。

ただ結局は2列+2列配置なので、相席となった場合はどうしてもアレかと思います。特にしおさい号に関しては6両への減車も響いていることでしょうし…。そう考えたらわざわざグリーン料金を払って相席になるのもな~と思うと、そこだけは運ゲーになってしまいそうです。もっとも、成田エクスプレスしおさい共に2+1のグリーン車では足りないでしょうから、これも致し方ないのではないかと思いますが。

 

今回は27分程度の乗車でしたので簡易的なレポートしか書くことができず申し訳ありませんが、いずれまた更にE259系グリーン車の魅力を皆さんにお伝えできるような記事をちゃんと書いていきたいと思います。

 

なお6号車・12号車となるグリーン車ですが、成田空港・銚子方の運転台寄りに荷物置き場があるほか、5号車・11号車側のデッキにはお手洗いもあります。

また先述の通り付随車のため、ドン引きするほど静かです。モーター車の咆哮は楽しむことが困難であるほか、その静粛性に負けて寝落ちする危険性があることも書いておきます。私もいつかやりそう…。

 

sk-n838f.hatenablog.jp

 

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余談ですが、繁忙期で相席のリスクをかけて普通席を利用するか、先発の激混み上総一ノ宮行の快速を利用するか、後続の11両な成田空港行を利用するか等数々の選択肢を天秤にかけた結果として今回の選択をしました。まあ、JREポイントなので実質タダだったんですけどね。

今度は横浜あたりから乗ってみたい反面、特に平日は横浜編成(大船編成)が混みやすい気がしなくもないこともあり、どうしようか迷っております…。