あるふぉの落書き帳

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きっぷる

【超簡易編】令和元年東日本台風(台風19号)による中央線不通・相模湖折返し(甲府方面211系、E233系高尾相模湖間指導通信式運転)と特急運行再開(E353系)の様子

今更何をという感じの記事で申し訳ないのですが、6年前の10月に発生した令和元年東日本台風が日本の各地に大きな爪痕を残した令和元年東日本台風(以下、台風19号)は鉄道網にも影響を及ぼしました。

有名どころでは長野新幹線車両センターでのE7系W7系が計10編成水没した事例ですが、当時私が大学の関係で住んでいた山梨県甲府市と東京都を結ぶ中央東線でも土砂災害が発生し、数週間に渡って大幅な本数減少がありました。そういえば未だに記事にしておりませんでしたので、今回はそれについて振返ってまいりたいと思います。

 

甲府での発車案内です。甲府を基準にしますと、所定高尾行のローカルの行先を相模湖に変更した上で特急は全て一律運休というスタイル、塩山ローカルは通常運転でした。

当時のダイヤでは17時36分に特急あずさ46号・47分に特急かいじ48号が出ていましたので、甲府駅ユーザーだった私もなんとも言えぬ気持ち悪さを覚えたことを思い出しました。なお、特急の発車時刻の間隔については今回は触れないでおきましょう。流石に令和7年春改正で是正されたようではありますが…。

して、特急が全面運休となっていた以上は対東京需要が砂糖に殺到するアリのごとく特急に殺到…とはならず、私が乗車した日の相模湖行は普段と変わらず通学需要が大半、私のように都内を目指したい人間はそこまでいなかったと記憶しております(記憶違いあったらごめんなさい)。まああんな状況じゃ出張どころではないもんね。参考までに、私の体感に過ぎませんが、甲府から都内という視点で見ますと大抵平日16時台~19時台の特急、特にあずさに関しては大半が満席でもおかしくなかったように見えました。この辺に関してはまた別の記事でいつか触れることとしましょう。

 

方向幕はこんな感じ。相模湖までローカルに乗ると始発の高尾行E233系が接続を取る形となり、高尾まではその列車での移動となります。指導通信式のため実質的に単線であったほか所要時間も通常よりかかる形でしたが、八王子支社か本社かは知りませんがスーツ姿の社員の皆さんも総出でご案内にあたっていらしたのが印象的です。

なお発着駅が高尾から相模湖に変更されているにとどまることもあり、完璧な臨時ダイヤとはなりませんでした(例:1枚目の写真の甲府発時刻)。そのため特急の待避がある列車はいわゆる空待避を行っていたのも未だに覚えております。まあそりゃそうだよね。

 

始発・終着の相模湖にて。当時大学生だった私はどうしても都内に用があった(ミニ握手会の握手券をゲットするべくCDを指定の店舗に買いに行っていた)のでこうしてお世話になった訳ですが、甲府に戻ることができる最終も若干遅れつつ、このように接続はしっかりと取ってくださっていました。

この時は確か中央道バスも運休だったので、甲府~都内の移動はローカル縛りor身延線経由またはマイカーというなかなか限られた条件だったと記憶しています。東京一極集中の是非はさておき、対東京という意味での各交通機関の大切さも改めて実感した次第でした。

 

運行再開初日

さて、そんな中央東線も関係各社の皆さんのご尽力のおかげで同年10月28日(月)には復旧しました(徐行区間は残っていたと思うけど)。今更ですが、改めていち利用客として関係者の皆さんに心から御礼申し上げます。

 

千葉県に実家がある私はたまたま帰省していた(成人祝いという建前で先述のミニ握手会にも参戦)のですが、大学生ということで月曜2限目の授業に向かうべく久方ぶりのE353系に乗っていました。良くも悪くも当たり前だった中央線特急にあそこまで感謝して乗っていたあたり、私もまだまだ未熟でした。

 

なおそれまでそこそこの期間で運休が続いていたため、E353系においてはお手洗いこそ利用可能ではあったものの水道は停止していました。仕方ないね。

 

その代わりにアルコール消毒なんかも置いてあり、最大限のご配慮を感じて朝から申し訳ない気持ちになりんがら授業の予習をしていたものでした。まあこの日にちょうど成人した私は車内販売で酒買って飲んでましたけど。

 

以上、今更ではありますが6年ほど前の中央東線一部区間不通に関する一連の動きのうち微々たるものながらも記事にいたしました。

あれから紆余曲折あって私が育った千葉県に帰ってきた私ですが、東京一極集中の是非はさておいてもやはり各公共交通機関が重要なインフラであることを再認識した次第でした。というかまちづくりの観点にこじつけてこれも含めて卒論を書けばよかったと思いつつ、もう大学を卒業して3年以上経つのでどうでもいいですね。

 

オタク目線ではどうしてもレアな行先や運行形態にwktkしてしまう側面がないとはいえませんが、それでもその裏に数多くの関係各社の皆さんのご尽力があったことは、オタク以前にいち利用客として忘れずにいたいものです。

 

 

 

余談

私の話で申し訳ないのですが、当時住んでいた甲府市内の家は河川に程近く、ハザードマップでもアウトな場所だったので愛車の快速ペダルライナー(世間一般でいう自転車)を甲府駅南口の立体駐輪場最上階に疎開させていました。幸い当時の我が家は浸水しませんでしたが、あの時に疎開しなかったらと思うと未だにゾッとします(なお、あそこがポシャるともれなく甲府駅も水没するので流石に非現実的ではあります)。

備えあればナントヤラ、皆さんも色々な意味で各種災害への備えはしっかりしていきましょう。

とはいえ、冒頭でも少し触れた長野の新幹線の件は誰も悪くないと思っていますので、そこは何卒ご理解をいただけましたら幸いです。