あるふぉの落書き帳

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きっぷる

<今更ですが>奥羽本線特急「スーパーつがる」運行開始+乗車記(E751系)

今更記事にするのって弘前生まれの人間としてどうなんですかね

 

JR東日本では、令和4年3月改正よりそれまでの特急「つがる」3往復のうち1往復を「スーパーつがる」に格上げして運行しています。弘前に帰省していた際に運よく乗車することができましたので、1年以上の遅れとなりますが記事を残しておこうと思います。

 

sk-n838f.hatenablog.jp

E751系自体の乗車記に関してはこちらをご覧ください

 

1.スーパーつがるとは

青森~秋田で運行される特急つがる号のうち1往復をスーパーつがるに格上げし、停車駅を大幅に減らした便となっています。青森を出ると新青森弘前大鰐温泉、大館、鷹ノ巣東能代、秋田の順に停まると書けばかなりの爆速便であることをご理解いただけることでしょう。

下りは秋田12時49分発、青森15時20分着。上りは青森12時40分発、秋田15時12分着です。通常の特急つがる号に比べると圧倒的に早く移動できます。恐らくですがマイカーへの対抗馬としての起死回生の一手として誕生したのではないかと推察しております。なお本列車の新設に伴い、通常のつがる号の号数は40番台が割り当てられています。

 

2.実際に見てきました

という訳で見てきました。

 

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青森駅で発車を待つスーパーつがる2号です。といってもヘッドマークが変わる訳ではないので、撮る分には何ら変わりないのですけれども。むしろ隣の青い森701系11ぴきのねこラッピングの方が気になるまでありますし。


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新青森での表示です。スーパーつがるに対応しています。


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青森での表示です。こちらも以下略。青森駅で「スーパー」を冠する列車が見られるのは平成28年3月で廃止となった函館からの特急「スーパー白鳥」以来でしょうか。つがる・スーパーつがるを合わせたところで3往復、E751系も予備を含めて3編成とはいえ、なんかかっこいいです。


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ちなみに桜まつり期間でしたので、青森駅ではE751系が並ぶという夢のような光景が展開されていました。うっひょ~!どうしても遠くてなかなかできませんが、6両で弘前~八戸を結んでいた頃から慣れ親しんだ形式がこうして並ぶともうオタクスマイル発動な訳です。弘前さくらまつり号に関しては別の記事で書きます。

なお「慣れ親しんだ」と書きましたが、私が一番乗車したであろう6両のつがる号の自由席は2・3号車、それ以外が指定席でした。基本的に乗継割引で指定席利用でしたが、その4・5号車は平成27年に解体された不憫な中間車なのです。ぴえん。

 

 

3.乗ってみた感想

車内は普通のE751系と何ら変わりありませんが、車内案内表示器は「スーパーつがる」に対応していました。方向幕LEDは「つがる」表示。まあそこまでこだわらなくてもいいのでしょう。知らんけど。


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乗車率ですが、先述の通り弘前さくらまつりの期間ですから新青森弘前はほぼ満席とみて間違いなさそうでした。ただし弘前で下車したのは全員ではなく、弘前以南も結構乗り通している層が多かったようにも思えます。これに関しては、できるだけ閑散期に再び観察して新たに乗車記を追記したいと思います。

 

4.スーパーつがるの意義

こんな特急つがるもありましたね

先ほども書きましたが、青森秋田間の主要駅のみに停車=つがる号のみの停車駅は実質減便としてまで運行を開始した本心はスピードアップと所要時間短縮による利用客増を見込んでいることでしょう。一方で同区間の特急の生き残りをかけた起死回生の目的もあるのではないかと思います。

弘前生まれの私ももし弘前に住むことになったら、恐らくは今以上に車移動が増えるかと思いますし、大館ぐらいなら国道7号ですぐだし…というのが本音です。

またE751系に関しては現状JR東日本で唯一の交流専用特急であるほか、所帯も4両3編成と少ない上に、予備が足りなくてつがる運休→701系快速で代走・485系3000代存命時代の臨時つがる号も現在は快速に格下げとなっています。特急つがるの利用状況次第では後継の特急車両を用意せずに列車自体が廃止となってもおかしくありません。

そのような中でただ停車駅を削減するのではなく(その是非に関しては触れません)、新たに「スーパー」を冠してまでこのような列車が爆誕したのはもしかしてそういうことなのかな、と思わない訳でもないのです。

E751系の後継車両がどのようになるかはわかりませんが、できれば本州最北の特急としてまだまだ活躍してくれることを願いつつ、つがる・スーパーつがるが廃止されることなく存続するトリガーになることを願ってやみません。

 

 

 

 

余談。

E751系はまだまだ活躍していてほしいですが、後継をどうするのかはそろそろ気になってくる頃です。高価な交直流特急でE653系後継と共通の車両にするのか、E653系ベースのE751系よろしく近い設計の交流専用にするのか。実際そろそろE653系E751系もいい年ですから、後継車の検討ぐらいはJR社内で始まっていてもおかしな話ではありません(まずは新型成田エクスプレスでしょうけど)。

そういう意味でも特急を維持する価値なしと判断されたら…という訳ですから頑張ってほしいというのは先ほども書いた通りです。

 

で、今後についてちょっと考えてみました。

彼らがいわき~仙台の特急に転生していたら、しらゆきの車両はどうしていたのだろう

E653系485系よろしく波動用としての柔軟性がありますし、何といっても首都圏での運用も可能である以上は即廃車ということもないでしょう。ただし走行区間走行区間ですので塩害の心配はありますが、一度これに関しては考慮しないこととします。

 

一方でE751系をどうするのかって話なんですよね、転用先がないんです。まさか仙台地区に転属してそれこそいわき~仙台の特急や各種波動用になったら面白い反面、青森・秋田地区における特急車両がいなくなっては今度記事にするさくらまつり号等の設定もできなくなりますから、仮に新型特急が入ったとしても(あと10年ぐらいは先になりそう)波動用車両として残ってくれるのではないでしょうか。というか残って、どうぞ。