前書き
トーシロの意見ですからあくまでも時刻表が出るまではって感じなんですけど、こないだダイヤ改正があったばかりだと思ったら例年通りの時期にも改正がある上に香ばしい内容がそこそこありそうとのことで、元地元民なりにプレスリリース等を読み解いたうえでダラダラと書かせていただこうと思います。どうぞよしなに。
【参考資料】
https://www.keisei.co.jp/cms/files/keisei/MASTER/0110/Aq5eJLly.pdf
目を引く内容
・スカイライナーの新鎌ヶ谷停車
これは現在青砥に停車する便について、新たに新鎌ヶ谷を停車駅にするとのことです。以前発表されていた中長期計画(E4プラン*1)においても成田スカイアクセス線の将来像についての記載がありまして、その中に「車両・駅のあり方」という文言もありましたが、まあそういうことなのでしょうか。
なぜ新鎌ヶ谷に停車させるのかについて3秒で考察してみたのですが、やはり新鎌ヶ谷ですから新京成線と東武野田線沿線からの成田空港アクセスの利便性を向上させられるというメリットがあると考えます。
新鎌ヶ谷~成空は現在アクセス特急が結んでいますが、現行ダイヤでは日中のアクセス特急は40分間隔での運転となっています。これにスカイライナーが毎時1本ほど停車するということで本数が純増となる上に+800円で空港まで爆速で行ける訳ですから、これ実はなかなかに考えられているのではないでしょうか。
また新鎌ヶ谷から青砥、日暮里・上野でも利用が可能とのことです。特に日中のダイヤですと、新鎌ヶ谷~日暮里・上野で乗換えなしに移動することがまず不可能なため、そこの改善と利便性向上もなされているかと思いますがいかがでしょうか。
・ワンマン運転開始
これは金町線・千原線・東成田線と芝山鉄道線内において大体9~17時台に4連の列車のみで実施されるとのことです。このうち現在は4連運用が廃止されている千葉線・千原線内の輸送系統の変化が気になりますが、現時点でプレスリリースにはその辺りの記述がないので続報というか時刻表発売を楽しみにしたいところです。
なお現在の4連ですが、3500形が5編成(芝山車を含む)と3600形が1編成です。このうち金町線で使用する編成が2編成、東成田線が1編成とすると、千原線は2編成程度が充当可能でしょうか。3668編成がワンマン運転に対応しない限り、予備車がない状態での運転となりかねず、かなりカツカツな車両のやりくりが生じるかと思います。いや、3668編成が対応してもそこまでの余裕はなさそうです....。もっとも、金町線以外は6連ツーマンでの代走は物理的には可能ですが、まあ何というか現場の社員さん方のご苦労がしのばれます....。
趣味的には、現在ではほとんどなくなった4連の定期回送の復活の可能性が高まっていることは趣味的に面白いかなと感じます。3500形更新車と3668編成の2択にはなりますが…笑。
・その他、一部列車の運転区間や種別等の変更
プレスリリースの文言からしてマイナスというか減便というかそちらの可能性もあるのかなあと。現在はスカイライナーの時刻表のみが掲載されている状況ですので、時刻表発売を楽しみにしたいかなと思います。