あるふぉの落書き帳

当ブログの写真の無断転載はご遠慮ください。ちょっと気になった小ネタ程度の記事と乗車記中心。

きっぷる

【改訂版?】中央特急E257系乗車記

数年前にE257系の特急かいじ号に乗車しました。平成31年の春の改正で定期運用はなくなったものの、ほぼ毎週臨時運用に就いている現状を踏まえ、全席指定になったあとのことも含めて書き直していきたいと思います。

 〇E257系について(超適当)

f:id:ComExp2133:20190610162002j:plain

こういう車両です。甲斐と切っても切れない名将・武田信玄公の家紋(武田菱)をあしらったデザイン、個人的にかなりお気に入りです。定期運用はなくなりましたが、中央線の一部の臨時特急では乗ることができます(時刻表に座席上方のランプがない旨の記載があればE257系による運転となります)。また、185系に代わり団体列車での活躍も多いですね。

 

f:id:ComExp2133:20190614163714j:plain

f:id:ComExp2133:20190614163724j:plain

なお、現在使用されている0番代のテーブルにはこのような表示があります。
 

f:id:ComExp2133:20161228213309j:image

号車札も武田菱をイメージしたものになっています。良さみが深い。なお左のイラストは号車ごとに異なります。これは確か道祖神をイメージしたイラストでしたっけね。

 

f:id:ComExp2133:20161228213703j:image

f:id:ComExp2133:20161228213727j:image

9号車にはフリースペースが設置されています。昔は喫煙コーナーだったとかなんとか聞いてますが、今は禁煙ですのでご注意ください。これは後輩のE353系にはない設備ですね。なお、踊り子仕様になったE257系2000番代にも受けつがれているのかな?

 

f:id:ComExp2133:20161228213856j:image

パーテーションも武田菱模様のガラスでした。

 

f:id:ComExp2133:20161228214935j:image

座席もやっぱりこの柄です。500番台の爽やかな柄とはまた違う感じでいいですね。座るとわかりますが、窓が大きく設計されているために中央線の絶景を存分に楽しめます。

(新宿~甲府の)おすすめは下りの進行方向左側から見える甲府盆地です。昼には富士山をはじめたくさんの山や春の桃の花、夜であれば勝沼付近から望む夜景を楽しめます。騙されたと思って見てみてください()

 

f:id:ComExp2133:20161228220336j:image

座席にはリクライニングは勿論、座面スライド機能も付いています。

 

f:id:ComExp2133:20161228215102j:image

カーテンもこの柄ですね。

 

そうそう、新宿からずっと都心を進みますが立川を過ぎると少し景色が変わります。

f:id:ComExp2133:20161228215225j:image

晴れた日の多摩川を渡るときの景色もなかなかのものですよ。

で、高尾を過ぎると徐々に山の中に入っていくんですが、残念なことに一部のトンネルでは電波が通じません。いつかE353系Wi-Fiを整備するはずなので、その時までの辛抱ですね…。

 

ところで、中央東線には「あずさ」「かいじ」の2種類の特急が走っています。

「かいじ」の主な停車駅が新宿、立川、八王子、大月、勝沼ぶどう郷(休日のみ一部の便)、塩山、山梨市、石和温泉甲府と割と頻繁なのに対し、あずさは新宿、立川、八王子、甲府小淵沢といったかんじで割とすっ飛ばしていくのでご利用の時は十分に注意してくださいね。あとこれはあくまでも主要な列車の停車駅ですので参考程度にしてください。ここに書いてなくても止まる駅や書いてあるのに止まらない駅もありますので…。

なおかつては三鷹には全かいじと一部あずさが停車、石和温泉・山梨市・塩山に一部あずさが停車していましたが、改正後は全て通過となっています。まぁ私的には別にどうってことないのですが、ご利用の際はご注意を。

 

で、甲府まで急行運転をするこまめに停まるかいじに実際どのくらい需要があるのかなと思ったら予想以上に需要がありました、まぁほとんど大月で降りていくんですが。東北新幹線の東京〜仙台で例えるならばあずさは「はやぶさ」、かいじは「やまびこ」といった感じでしょうか。

 

ちなみに、かいじを始め「スーパーあずさ」「あずさ」を含む中央本線の特急の車内販売で人気があるのが「信玄餅アイス」でした。なお現在、車内販売でアイスクリームや駅弁、お土産などは販売していません。また「富士回遊」「おうめ」「はちおうじ」はそもそも車販がないのでご注意を。

f:id:ComExp2133:20161228215803j:image

(なんでこんな写真しかないんだ…)

アイス自体はきなこ風味、黒蜜もしっかり付いています。そしてアイスの中に餅も入っていてなかなか癖になる味でした。一言で言うと最高ですね(笑)。アレがもう車販で買えないのはちょっと残念。

 

f:id:ComExp2133:20161228220056j:image

話を車両面に戻します。E257系はE351系や183・189系、後輩のE353系とは違って前面展望が楽しめます。私は都心区間でさらっと見た程度ですが、甲府盆地を疾走している時に見たら楽しいかもしれませんね。盆地区間は都心では考えられない勢いで飛ばします、120km/hとか軽く出してますから(スマホで計測したから知らんけど)。あと盆地に出る前のトンネルでもかなり飛ばします。

 

f:id:ComExp2133:20161228220441j:image

この辺はE751系と似た感じがしますね。

 

18年間山越えをしてきた挙句所属会社が商売道具を大事にできない会社なために、E257系は編成にもよりますが多かれ少なかれ綻びが見られます。またどう頑張っても後輩のE353系には及ばない面もあるでしょう。ですがE257も決して悪くはないんだよってことで?記事を書き直すに至りました。まぁ労組の方向性からするといつまでも中央特急で257を見ることは難しいのかもしれませんが、これから臨時「かいじ」「あずさ」でE257系を利用する方の参考になってれば、またE257系が「あずさ」「かいじ」の主力だった頃に思いを馳せてもらう手助けになってれば、幸いです。

 

www.graffiti-of-alpho.com

2020年春追記。

新型の踊り子として、ついに257が再デビュー。こちらも読んでやってくだちい。

 

グダグダしてましたが、最後まで御付き合い頂きありがとうございました。ではまた。